今回は、RaspberryPiPicoの自動起動についてのお話です。
Arduinoなどのマイコンボードを触ったことがある人からすると、
少々驚くかもしれません。
実はちょっと工夫をしてあげないと、
RaspberryPiPicoに書いてあるコードは自動で実行されません。
工夫と言っても一瞬で、覚えてしまえばなんてことはないですが!
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自動起動(スタンドアロン)のイメージ
まず今回紹介する自動起動のイメージです。
PCにRaspberryPiPicoをつなぐ。
↓
pythonでコードを書く。
↓
書いたコードをRaspberryPiPicoに書き込む。
↓
書き込み終わったらPCから抜く。
↓
USBの5V給電があるところに挿すと、
書き込まれたコードが勝手に動き出す。
まさにArduinoと一緒のイメージですね。
やり方をご紹介する前に、2種類どちらを使用しているかによって
やり方が異なります。
ご自分の環境に合わせてやってみてください。
microPythonで自動起動?CircuitPythonで自動起動?
RaspberryPiPicoは、標準で提示される.uf2ファイルを
認識されたドライブに投げ込むと、microPythonが使用可能になります。
そのほか、実はcircuitPythonという別の.uf2ファイルを投げ込むことにより、
言語自体が少々変わり、使用できるライブラリに違いが生まれます。
両方やってみてそれぞれ自動起動させる方法が異なっていたので、
その具体的な方法について紹介します。
まずはmicroPythonをRaspberryPiPicoに入れる場合
まず標準で提示されるmicroPythonから紹介します。
microPythonで自動起動させる場合は、
RaspberryPiPicoにソースを書き込むときに、
ファイル名をmain.py
としてください。
実はこれだけなんです。簡単じゃないですか??
CircuitPythonをRaspberryPiPicoに入れた場合
次にcircuitPythonでの自動起動方法です。
microPythonがmain.pyだから、
circuitPythonでもどうせmain.pyなんでしょ?
と思ったあなた。
少し前のわたしとおなじ考えです。
実はcircuitPythonの場合、main.pyでは自動起動しません。
ではどうするか?
答えは、code.py
とします。
こうすることによって自動起動されます。
まとめ
RaspberryaPiPicoってできることが結構ありますが、
まだまだネット上の情報が足りない気がします。
microPythonでmain.pyにしないと自動で起動しない。
という情報も結構探し回った気がします。
その点ファイル名を変えれば自動で起動可能ということだけわかっていたので、
circuitPythonのときはそれほど探し回らずに解決できました。
こらからどんどんRaspberryPiPicoの情報が出てくるといいですね~
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