Youtubeでも活動中チャンネルはこちら!

python~Inputを使って使用者が入力~【pythonマスターへの道#011】

#011eyecatch

今回はpythonのInput関数について学びます。

アプリケーションを作っていて、

実際に「使用する人に入力してもらいたい項目」ってあると思います。

それをかなえてくれるのが「Input関数」です。

このInput関数を入れることによって、一気にアプリケーションの汎用性が上がります。

外部からの情報があるとそれを使用したアプリケーションになりますからね。

自己紹介

東証一部上場企業でサラリーマンしてます。

主に工場(生産現場)で使用する検査装置のアプリケーション開発してます。

ヒトの作業を自動化して簡略化するアプリケーションを日々開発中。

今までのPythonに関する記事はこちら

https://www.hobbyhappyblog.jp/category/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%a0/python

PythonのInput関数とは?

Input関数とは、

冒頭で紹介した通り、アプリケーションを使う人に

「数値や文字列を入力してもらう」関数です。

Input関数でできる事

Input関数を使うと、

まず、コンソール上で文字の入力の指示が出せます。

その後、打ち込まれた文字列や数字を変数に格納し、

その変数を内部の処理に使用することができます。

Input関数で試しに作ってみる

実際に見てもらったほうが早いので、

今回は、お名前表示アプリケーションを作ります。

流れとしては、

アプリケーションを使う人が自分の名前を記入し、

その記入された名前に、文字列を足してprintで出力します。

input('お名前をどうぞ')

まずはこの1行で、アプリケーションを使う人が入力完了するまで

ソフト側は待ちます。

その後、inputで得られた文字列を、

このように変数として代入すると…

x=input('お名前をどうぞ')
print(x)

printで出力されます。

これで、アプリケーションを使う人が入力した文字列を

「ソフトの内部」で使用することができます。

Input関数を使うときの注意点

Input関数の注意点ですが、

Input関数で入力してもらう文字や数字は、

文字列(str)で返ってきます

試しに、こちらのようにInputで帰ってきた変数の

データ型を確認してみましょう。

データ型の確認は、type()を使います。

x=input('お名前をどうぞ')
print(x)
print(type(x))

もちろんデータ型はstr(文字列)です。

では、この場合はどうでしょうか?

年齢を聞くパターンです。

x=input('おいくつですか?')
print(x)
print(type(x))

例えば20歳、と入れてくれればもちろん文字列ですが、

数字(int)を入れる場合もあります。

その場合でも実はxのデータ型はstr(文字列)です

具体的には、20と入れても、データ型はstrなのです。

意外と間違えやすいので注意が必要です。

さらに例として、円周率のクイズを出しましょう。

x=input('円周率小数点以下2桁まで答えてください。')
print(x)
print(type(x))

この場合、3.14と入力されるはずです。

つまり、floatですね。

ですが、やはりxのデータ型はstrとなります。

ですから、数字を入力してもらう場合には、

データ型が必ずstr(文字列)となることに注意しましょう。

まとめ

アプリケーションの幅が広がるinput関数を一緒に学びました。

便利な機能ですが、入力されたもののデータ型が、

必ずstrとなることにだけ注意が必要です。

数字を入力してほしいのに、文字列を入れられた場合の処理、

または逆のばあいにもう一度入力してもらう方法もあります。

それはまたの機会にご紹介しますね。