こんにちは。ホビーハッピーです。
今回は、ArduinoとRaspberrypi(通称ラズパイ)の使い道についてご紹介します。
よく聞くこの2つのArduinoとラズパイ。
プログラミングでモノを動かすときにとっても便利なツールです。
もちろんどちらも知らない。
という人でも特徴をしっかりと丁寧に解説していきますね。
きっとこの記事を読み終わった後には、
創作意欲が爆発していること間違いなし!!!
Youtubeチャンネルにさまざまな動画を上げています。
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Arduinoとは
Arduinoとは、「マイコンボード」と呼ばれるコンピュータの一種です。
世の中の電気製品はほぼすべてのものに、マイコンが使われています。
例えば、テレビだって、電子レンジだって、洗濯機だって掃除機だって。
なんにでも基本はマイコンが使われています。
では、マイコンはどんな役目を果たしているのか?
それは、「あらかじめ決められた(プログラミングされた)動作を永遠繰り返す。」
という役目です。
毎回同じ動きをしますが、搭載された電気製品によっては
ボタンがたくさんついていて、そのボタンによって動きが変わります。
Arduinoは、そのマイコンに分類されます。
Arduinoの特徴と利点
Arduinoはとにかく安い
Arduinoはオープンソース。
つまり、だれでも技術さえあれば製造・販売が可能。
なので中国メーカーが盛んに安価な互換機を販売しています。
わたしも純正のものではなく、互換機を使用していますが、
特に不具合もなく、快適に使用できています。
ちなみに、価格帯ですが
一般的な1個目として購入されることの多い
「ArduinoUNO」は、
Amazonで純正が3,000円前後、互換機で1,000円前後となっています。
半導体の値段によって上下しますので、半導体不足の時には
値段が上がる傾向にあります。
確かわたしが互換機を購入したときは2個で1,000円前後だったような気が…
Arduinoはプログラミングが単純
Arduinoに実行させるプログラミングの内容ですが、
記述する方法がシンプルでわかりやすいです。
もちろん、Arduinoについている端子のON,OFFがメインになりますから
そこまで複雑なプログラミングは行う必要がないことのほうが多いですが。
Arduinoにプログラミングを書き込むのは、
Arduino純正のIDEと呼ばれるソフトを使用します。
このIDEですが、無料でダウンロード可能で
OSもwindowsやmacなど主要なパソコンに対応しています。
既に使い慣れたPCがあればArduinoを接続するだけ
さきほどIDEを使用してプログラミングを書き込むと紹介しましたが、
Arduinoにプログラミングを書き込むには、
パソコンが必須になります。
とは言え、この記事を読んでくださっているあなたも
パソコンでご覧になっているのではないですか??
パソコンの要求スペックは大したことないので、
ちょっと古いノートパソコンくらいであれば
特に問題なく動作しますので安心してください。
Arduino pro-miniや、Arduino pro-microなどは
ちょっと特殊なつなぎ方になりますが、
一般的なArduino UNOやnano、MEGAなどは
USBケーブルでPCとつなぐだけで書き込める状態になります。
Arduinoの種類
一言でArduinoと紹介していますが、
実は互換品を含めて多種多様なArduinoが存在しています。
詳しくその種類について知りたい場合は、
こちらの動画をご覧ください。
RaspberryPiとは
RaspberryPiとは、
Raspberry財団という財団が、プログラミング教育に使ってもらえるようにと開発された
プログラミング学習用のシングルボードコンピュータです。
Arduino=マイコンボード、RaspberryPi=シングルボードコンピュータです。
違いについては後述しますが、この差がデカいです。
もちろんできることも違う。得意なことも違う。それはここの差から来ています。
RaspberryPiの特徴と利点
RaspberryPiは万能選手
RaspberryPi最大の特徴は、
「RaspberryPiはOSが入っている」
ことです。
OSとは、オペレーションシステムの略で、
Windowsや、MacなどもOSです。
つまり、RaspberryPiはパソコンなのです。
パソコンなので電源を入れればデスクトップ画面が表示されますし、
USBメモリーをさして、フォルダへファイルの移動なども
マウス操作でできます。
Windowではなく、Linuxベースのラズビアンなるものが入っています。
ただ、Linuxと言われて身構える人も多いのは事実ですが、
最近のLinuxはほぼWindowのような操作感です。表計算ソフトや
発表資料を作成するソフトも標準で入っています。
RaspberryPiは「パソコンに端子がたくさんついていて、その端子を気軽に制御できる。」
と思ってもらえれば大丈夫です。
ただし、パソコンなので、Arduinoと比べてしまうと高額です。
高額といっても、1万円程度ですが…ノートパソコンより安いです。
Pythonがそのまま使える
OSが入っているメリットとして、
Pythonが使用可能です。
Pythonは最近流行っているプログラミング言語です。
機械学習や画像処理、AI関連のライブラリが豊富で、
言語の決まり自体も単純なので非専業プログラマには、
一つ目のプログラミング言語として選ばれることが多くなっています。
普段使いにも頑張れば使える
RaspberryPiはパソコンだ。
というお話をしましたが、ネットサーフィンや、表計算ソフトも使用可能なため、
普段のパソコンの代わりに使用することも可能です。
ただし、注意点として処理能力は極端に低いので(model4B 8GBはだいぶ良い)
youtubeを見るくらいなら問題ありませんが、
動画編集やオンラインゲームなどは無理だと思ってください。
イメージとしては、「家電量販店に並んでいる一番安いノートパソコンと同じくらい。」
で大丈夫です。
あなたはどっち派??
ArduinoとRaspberryPiの違いについてお話してきました。
どちらも持っていなくて、
始めてみたい。と思っているあなたに判断基準をもう一度おさらいしていきましょう。
RaspberryPi | Arduino | |
---|---|---|
パソコンのようにネットサーフィン | できる | できない |
Pythonでプログラミング | できる | できない |
価格 | 高い | 安い |
プログラミング難易度 | やや敷居が高い | 簡単 |
ネット上の情報 | やや少ない | 多い |
カメラなどの拡張性 | 高い | 劣る |
とりあえずLEDをちかちかさせたり、
モーターを思い通りに動かしたい場合で、普段PCを使っているなら
Arduinoがいいと思います。
そもそもパソコンを持っていなくて、Pythonにも興味があるなら
RaspberryPiがいいと思います。
画像処理や機械学習などをする予定がないのであれば
特にどちらを選んでも問題はありません。
たまに、同じような動作をArduinoとRaspberryPiどちらでもやっている人がいますが、
それはこういう理由です。
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