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MySQLの基本構文③Insert文:新しくテーブルに値を挿入する。

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 前回は、SQL文の4大コマンド1つ、SELECT文の解説を行いました。
今回は、SQL文の4大コマンドの中の1つ、『Insert文』について解説を行います。

 Insertは直訳すると、挿入となります。
その名の通り、データテーブルにデータを挿入するコマンドです。

 データベースを取り扱っていると、
例えば装置で取ったデータをデータベースに上げることはよくある話です。
そんな時データをデータテーブルに挿入するのがこのInsert文です。

 使い方をマスターしてInsert文を使いこなしてみましょう。

この記事を読むことでわかること

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MySQLのInsert文とは?

 MySQLにおけるInsert文は、
冒頭でもお伝えしたように、データテーブルにデータを挿入するコマンドです。

MySQLのInsert文とは、

データテーブルの中に、データを挿入するコマンドです。

 Insert文について次の章から具体的な使い方も含めて解説していきます。

Insert文の実際の使い方は?

 Insert文は、データテーブルにデータを挿入するコマンドと説明しました。
そのInsert文の基本的な構文は以下のようになっています。

INSERT INTO 〇 (△) VALUES (■);

〇:挿入する先のテーブル名。

△:挿入するテーブルのカラム名。

■:実際に挿入する値。

 Insert文は、このように使いますが、
た複数のデータを格納する場合や、
カラム名を指定せずにすべてのカラムにデータを格納する場合があります。
1つのデータをデータテーブルに格納する方法と合わせて解説していきます。

MySQLのInsert文を使って1つのデータを1つのカラムに挿入する。

 まずは、1つのデータを1つのカラムに挿入するパターンです。
カラムが1個の場合や、他のカラムにはまだデータを入れたくないときに使えます。
 今回はこのデータテーブルを使うことにしましょう。
Data型の記事で登場したtestというデータテーブルです。

 中身はこんな感じになっています。

 このデータテーブルの、int_testに 5 という整数値を代入するとします。
その時は、こんなコマンドになります。

INSERT INTO test (int_test) VALUES (5);

 上記のコマンドを打つと、
このようにint_testに5が入って、他のカラムにはNULLが入っていることがわかります。

 NULLが入っているという説明をしましたが、
これは、testというテーブルのデフォルトのデータがNULLで入るというルールに基づきます。

 1つのデータを入れるだけならこれだけです。
このあと例えばdouble_testにも値が入れたいこともあるでしょう。
 1行目のデータは完成されているので、UPDATE文を使って値を変更することで、
1行目の他のデータを変更することが可能です。
 ただし、本題とずれてしまうので、
UPDATE分については後ほど記事を作成して詳しく解説します。

MySQLのInsert文を使って複数データを複数カラムに挿入する。

 次にInsert文1回で、複数データを複数カラムに挿入する方法です。
それは、,(カンマ)で区切ることで複数のデータを格納します。

 具体例として、ine_testには3を。varchar_testにはvartestという文字列を挿入してみましょう。

実際のコマンドはこうなります。

insert into test (int_test,varchar_test) values (3,'vartest');

 実行した後のデータテーブルは、
このように先ほどの格納結果の下にちゃんと挿入されていることがわかります。

MySQLのInsert文を使って、すべてのカラムにデータを挿入する。

 最後にInsert文を使って、すべてのカラムにデータを挿入する方法です。
ここまでの構文を思い出してほしいのですが、
1つであろうが複数であろうが、データを格納する場合はいちいち
どこに格納するかのカラム名の指定が必要でした。

 すべてのカラムに一斉に入れることで、
面倒なカラムの指定をしなくても済むようにしたのがこのやり方です。

 具体例としては、
int_testには1を、double_testには0.4を、varchar_testにはhobbyを、
datetime_testには2023年8月15日を格納してみます。

 コマンドはこうなります。

insert into test values (1,0.4,'hobby','2023-08-15');

 実際にコマンドを打った後のデータテーブルは
このようになっています。

 今回insert文のターゲットとしているデータテーブルは、
4個のカラムを持っているため、
それぞれに対応した4つのデータを引数の中に入れてあげる必要があります。
 注意点としては、カラムの順番と同じように引数に入れてあげないとエラーになります。
ですから、今回の場合は、(int,double,varchar,datetime)のデータ型にすることで、
testというテーブルに格納できるわけです。

今回のまとめ。

 今回は、MySQLの4大コマンドの1つ、
INSERT文を使った解説をしてきました。

 Insertの基本的な使い方は、データテーブルに
データを新たに格納するんだ。と覚えてもらえれば大丈夫です。

 また、複数のデータを入れる方法や、
カラム名を指定せず、すべてのカラムにデータを挿入する方法も
よく使いますのでぜひマスターしてみてください。

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